適正な水利用と 自立的な住民活動にもとづく 持続可能な開発を目指して
    農村自立発展プロジェクト   
~ Projet du Développment Rural Durable (PDRD) ~

対象国名          :セネガル
協力期間          :2008年3月~2012年3月   
対象地域          :ルーガ州 
実施背景          :セネガル国政府は、人々に安全な水を供給するため、ドナーの協力を得てこれまでに1000以上の給水施設を建設し、国民の約64%が安全な水へのアクセスが得られるようになりました。日本政府もこの取り組みに協力し、1970年代以降、無償資金協力によって120基以上の給水施設を整備してきています。
しかし、これらの施設は、既存の水管理委員会によって運営
管理されてきたものの、住民が主体となった自立的な維持管理が行われているとは言い難い状況でした。 

そのような中、セネガル政府はベルギーやフランス、欧州開発基金等の協力により、「自立的な給水施設の維持管理」「従量制による料金徴収」「民主的な組織運営」を柱とする住民主体の水管理組合(通称ASUFOR)の普及活動を1996年に開始し、全ての給水施設がこのASUFORによって維持管理されるよう取り組んでいます。

この流れを受けてJICAは、これまで日本が整備した給水施設のうち25サイトを対象に、 2003年から2006年にかけて技術協力プロジェクト「安全な水とコミュニティ活動支援(PEPTAC)」を実施し、
既にASUFORが機能していたティエス州タイバンジャイ村のケースをモデルとして  ASUFORの設立による持続的な水利用体制の確立を目指しました。

また同時に
、良好にASUFORを運営している先進3サイトを対象としてコミュニティ活動への支援を行った結果、ASUFORの良好な組織運営による水資源と余剰資金をコミュニティ活動に投入することによって、更なる経済・社会効果が創出され、住民の生計・生活向上につながる可能性が高いことが示唆されました。 

このASUFORによる適切な水資源管理とコミュニティ活動を組み合わせた取り組みをより広い地域に波及することによって、ASUFORを機軸と
した自立発展的な農村開発の展開が期待され、このプロジェクトは開始されました。


 


上位目標          :


プロジェクト目標:

成果                :
ルーガ州において給水施設の維持管理および組織活動の経験を活用したコミュニティ開発が展開される。

ルーガ州において 給水施設の維持管理および組織活動の経験を活用したコミュニティ開発を普及・展開するための基盤が整備される。

1.コミュニティ開発を普及・展開する人材が育成される。
2.住民主体のコミュニティ開発を効率的に実施するための「ガイドライン」および「コミュニティ開発技術集」が作成される。
3.プロジェクトが作成した開発モデルを普及・展開するためのシステムが強化される。




SelectionFile type iconFile nameDescriptionSizeRevisionTimeUser